皆さんは、毎日朝食を食べていますか。
大阪では、平成14年大阪府民の栄養状況によると、朝食を食べない人が男性では14・0%、女性では13・2%います。いずれも全国平均より高い値です。
では、朝食を食べられない理由はなんでしょうか?朝は1分でも長く寝ていたい、朝食を用意する時間がない、食欲が湧かない等々。さまざまな理由があると思いますが、朝食を食べると、次のような素晴らしい効用があります。
@頭がすっきりする!
脳にエネルギー(ブドウ糖)が補給され集中力が高まります。
A体がよく動く!
体温を上昇させ、活発に活動することができます。
B体が目を覚ます!
1日の生活リズムは、朝起きて朝食をとり、陽の光を浴びることで体が目覚め、快調にスタートすることができます。
では、どのようにすれば毎日朝食を食べられるでしょうか?
あなたの生活習慣に当てはまる項目はどれでしょう。
@朝はぎりぎりまで寝ていたいあなたへ
就寝時間が連日深夜になっていませんか。仕事やお付き合いなど、宵っ張りになる原因を改善し、できるだけ早く寝るようにしましょう。
A朝食を用意する時間のないあなたへ
まずは冷蔵庫や戸棚にすぐに食べられるものを前日から用意しておきましょう。



B朝、食欲が湧かないあなたへ
就寝前2時間以内に、食事や間食をしていませんか。寝る前にものを食べると、十分消化しきれず翌朝胃が重く感じることがあります。また、就寝中は活動で消費するエネルギーが少なく、栄養を体に蓄えようとするため、肥満の原因となります。仕事等で夕食が遅くなる場合は、油ものを控え、野菜たっぷりのうどんやおじやなどなるべく消化のよい献立にしましょう。
大阪府では、「食育」に役立つ情報発信として「おおさか食育通信」のホームページを開設しています。朝食に関する情報提供もしていますのでぜひご利用ください。 |