広報誌「かけはし」

 
■2004年8月 No.395


         <かけはし8月号より>

 学問の神様・菅原道真公を祀る道明寺天満宮(藤井寺市)では、毎年9月1日に「八朔大祭」が催される。当日、本殿での神事のあと午後2時頃から境内にある土俵で子どもたちの相撲競技が行われ、元気いっぱいの取り組みに“がんばれ”の声が周りからも飛びかう。青少年の知徳と錬磨振興のための奉納相撲として江戸時代から伝わる行事だが、最近の出場者は小学生が対象。
 また境内には、相撲の祖といわれる野見宿祢(のみのすくね)も祀られ、その社の前には当地(道明寺中学校)出身で横綱北勝海から金星をあげたこともある力士・花ノ国明弘の記念碑も建っており、相撲とは縁が深い宮でもある。

   
    道明寺天満宮の

    八朔大祭で相撲
      (はっさく)
 

伝統祭事シリーズE
 


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