広報誌「かけはし」

 
■2004年6月 No.393


         <かけはし6月号より>

 7月30日の宵宮祭に始まる住吉祭は「おはらい」ともいわれ、翌31日は例大祭の前に「夏越祓」の神事が行われる。日射しがやわらぐ夕刻5時、境内南側(五月殿前)に設けられた祭場では、宮司、神職らの先導のもと雅やかに着飾った夏越女ほか渡御に参加する人々が次々と大きな茅の輪をくぐり、回廊での茅の輪、そして西入口での茅の輪をくぐった後、手に持った榊などを唐びつにかえす。このあと第一本宮前で神楽や住吉踊りなどが奉納される。(大阪府指定無形文化財)
 8月1日、堺市宿院の頓宮への神幸で3日間の祭りは終わる。

   
住吉大社の


夏越祓神事
(
なごしばらい)
 

伝統祭事シリーズC
 


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