広報誌「かけはし」
   
■2004年3月 No.390
   


 

買いすぎ、作りすぎに注意して、
食べ残しのない適量を心がけましょう。
賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し、
献立を工夫して食べましょう。

 世界では栄養不足で悩んでいる人たちが約8億人もいます。
 また、私たちの食べ残しや捨てた食品がゴミを増やし、環境を悪くしていることからも、食生活面での無駄を減らすことが大切です。食品を買うときや調理するとき、食べきれる量にするよう心がけなくてはなりません。食品の保存も上手に行い、腐らせて捨てることのないようにしましょう。

 

自分の健康目標をつくり、
食生活を点検する習慣をもちましょう。
家族や仲間と食生活を考えたり、
話し合ったりしてみましょう。
学校や家庭で食生活の正しい理解や
望ましい習慣を身につけましょう。
子どものころから、食生活を大切にしましょう。

 「食生活指針」を6回にわたりご紹介しました。
 望ましい食生活の道しるべとしてまとめられた「食生活指針」を参考に食生活を見直し、できることから実行していきましょう。
 これまでご紹介した「食生活チェック」を1週間、1ヵ月と続けていくうちに改善するところ、反省点などが見えてきます。実践できなかった項目に気をつけて、食生活を改善していきましょう。
 とはいえ、自分の食生活は自分ひとりではわかりにくいものです。家族や友人と食生活を考えたり、話し合ったりする機会を持ちましょう。特に、よい食習慣は子どものころから養われます。家庭や職場、地域社会などさまざまな場面で豊かな食生活を実践し学ぶ機会をつくってみてください。

 

1. 家族または友人と一緒に食事をしていますか。
2. 朝食をきちんと食べましたか。
3. 主食、主菜、副菜を基本に、栄養のバランスを考えて食事をしましたか。
4. ごはんなどの主食をきちんと食べましたか。
5. 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて食べましたか。
6. 塩辛い食品を控えましたか。
7. 脂の多い食品ばかりを食べませんでしたか。
8. 食事はよくかんで、ゆっくり食べましたか。
9. 旬の食材を使った食事をしていますか。
10. 買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのないように心がけていますか。

8〜10個… 【ばっちりいい感じ】
これからもこの調子で。

5〜7個…   

【あとひとふんばり】
もっと気をつけるとよくなります。
3〜4個… 【もう少し】
できることから実行しましょう。
0〜2個… 【なんとかしよう】
このままでは生活習慣病まっしぐら。
もっと食事に気をつけましょう。