けんぽれん大阪連合会　広報誌「かけはし」

■2004年3月 No.390

　　　　　　　＜かけはし3月号より＞

　春らんまんの４月１３日、堺市・大鳥大社では恒例の「花摘祭」が行われる。同大社は日本武尊を祀る古社で、泉州五大社の一の宮の格を誇る。
　当日午後１時、鳳南町会館を出発した「稚児行列」は先導総代のもと太鼓を打ちならしながら、神職、巫女、華やかに採られた花傘や花摘女、そして可愛らしい稚児・花車などが市中を練り歩き、約５０分かけて大鳥大社へと宮入りする。観衆の見守るなか、大鳥造りの本殿で厳かに数々の儀式が執り行われ、約１時間の後、今度は車列を組んで浜寺公園の御旅所へと渡御する御神幸に移る。神前に花を献じ、豊年を祈る祭事として古くから伝えられている。

大鳥大社の
華麗な花摘祭

伝統祭事シリーズ①
　

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