かつては大阪と和歌山を結ぶ主要な街道であり、江戸時代には紀州と泉州の交易ルートとして利用された紀州街道は、熊野三山へ通じる熊野街道(小栗街道)とも呼ばれていた。 阪南市山中渓(JR阪和線山中渓駅近く)には、紀州藩主の江戸への参勤交代の折、当所で休んだとされる山中宿本陣跡や旧旅籠など、往時の面影が所々で見受けられる。平成6年には「歴史の道」の指定をうけ、記念碑は山中渓住民センターの前に設置されている。
<紀州街道の碑>
<記念碑>
<旧庄屋宅付近>
旧街道シリーズは本号でひとまず終了し、3月号からは伝統祭事シリーズ10回の掲載を予定しています。