
21世紀における府民の健康づくり運動「健康おおさか21」がスタートしました。そのねらいの一つに生活習慣病の予防があります。健康で生き生きとした生活を送ることは、私たちみんなの願いであり、その実現のためには府民の皆さん一人ひとりが日頃から健康づくりを実践し、生活の質の向上を目標に生活習慣の改善に取り組むことです。
「健康おおさか21」では、府民の健康に大きな影響を与えている疾患、その原因となる生活習慣として「栄養・食生活」「運動・身体活動」「休養・こころの健康づくり」「たばこ」「健康診査・事後指導」「歯の健康」「多量飲酒」の7つの分野を重点項目とし目標を掲げています。
とりわけ「栄養・食生活」は健康な体の源となるものであり、多くの生活習慣病との関連も深く、正しい食生活を実践していくことが重要です。
栄養・食生活改善の行動計画として「朝食」の習慣化、「野菜」の摂取、「脂肪」と「食塩」の減少の4項目を重点目標に、個人の力と社会の力を合わせて総合的に推進します。
○あなたの食生活を応援します!
「チェック&トライ」
生活習慣病を予防するためには毎日の食生活を見直すことが大切です。7月から3月までの5回、府保健所管理栄養士が皆さんに栄養情報をお届けします。ご自分の食生活をちょっとふり返る機会にしてください。毎回、各テーマごとに、
@「自分の食生活について」チェックします。
A現在の食生活の問題点がわかったら、具体的な改善目標をたてます。
例えば、みそ汁は1日1杯までにする。牛乳は1日コップ1杯必ず飲む。等
B目標の取り組みを決めたら記録をとります。
○→目標どおりうまくいったとき
△→まずまずのとき
×→うまくいかなかったとき
記録をとるだけでも効果が上がり、取り組みを続ける励みになります。一緒にトライしましょう。
7月号からの食生活チェック・お楽しみに!