広報誌「かけはし」
■2002年2月 No.365
 

第7回「嵯峨野冬景色」

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参加者1,347人

 「おこしやす そのひとことが 京のまごころ」。襟に染めぬかれた揃いのハッピ姿で元気よく、テキパキとお世話をする京都府歩け歩け協会の皆さん。
 1月14日(祝)午前、集合場所の京都・嵐山中之島公園は参加者で埋まり、当日用意したコース等の資料1、000余部は、またたく間になくなった。季節はずれの暖かな気候と名勝、嵯峨・嵐山コースとあって予想外の参加者だった。
 「100キロ歩こう」の大旗を先頭に午前10時すぎ公園を出発。渡月橋をわたり大堰川(桂川)に沿って上流へ。竹林の中の小径を行くと、かつての時代劇スター大河内伝次郎が造った庭園で知られる大河内山荘、ほの暗い感じの道をしばらく行くと野宮神社に差しかかった。鳥居の様式としては日本最古のものとか。
 庭の柿の実が一度に落ちてしまったことに由来する落柿舎、本尊にいずれも重文の釈迦如来と阿弥陀如来の2つの立像が祭っている二尊院、そして名刹・大覚寺などを眺めながら、休憩場所の大沢池に到着したのは11時すぎ。嵯峨天皇が舟遊びをした所で、池には2つの島が浮かび天神島には菅原道真を祭った祠があるとのこと。約15分間休憩ののち、池を半周して後半のコースへ。
 堂々とした仁王門や多宝塔のある嵯峨釈迦堂(清涼寺)、京阪電鉄嵐山線に近い賑やかな所に位置する壮大な天竜寺など見所いっぱいの約7qのコースを楽しみながらゴールの嵐山中之島公園へと戻った。
(健保組合関係55組合、 471人、一般876人)

▲揃いのハッピ姿で受付におおわらわのスタッフ


▲先頭は渡月橋を渡っても後方は延々と続く