広報誌「かけはし」
2001年1月25日 No.352
 「正直の頭(こうべ)に、神宿る」というが、古来、神の国である日本のお偉方には正直な人が多いようだ。
 新年早々、若水ならぬ冷水のお年玉、頼みの綱の抜本改革困難の次官大放言。
 二度あることは三度とか、与党大苦戦の下馬評高い参院選までは休眠状態の抜本改革論議、またまた先送りの確率も宝くじよりは高そう。
 背水の陣どころか、今から逃走用の舟の用意とは恐れ入る、放言の裏に官僚の本音が見えかくれ、正月気分を吹飛ばすお寒い話だ。
(五寸釘)