広報誌「かけはし」
2000年11月25日 No.350
大阪連合会会員組合
平成11年度収入支出決算の概要
 
大阪社会保険事務局がまとめた、府下健保組合(231組合)の平成11年度収入支出決算状況(決算概要表集計)によると、経常収支差引額は451億円の赤字で、前年度の赤字85億円の5.3倍に増え、赤字組合も前年度にくらべ31組合増えて168組合となり、全体の72%(前年は59%)に達している。
 収支増減状況を見ると、被保険者数は前年度に比べ1.2%減となり、標準報酬月額も0.2%低下したため保険料収入が130億円減少、その他収入も12億円減で、経常収入は142億円減る一方、支出は法定給付費が16億円増加、老人保健拠出金など拠出金は265億円と大幅に増加したため、附加給付費で22億円、保健事業費で28億円、その他支出で14億円それぞれ減少したものの、経常支出合計は225億円の増加となり、収支差引額は366億円の赤字増となった。
 赤字激増の最大の要因は拠出金、特に老人保健拠出金の増大(222億円、前年比8.5%増)である。

平成11年度決算の概要
  1.経営収支決算額
  2.主な科目の決算額、増減状況
  3.経常収支黒字組合、赤字組合の状況
◎組合財政の推移
   (平成H7年度〜平成H11年度)

過去5年間の財政状況の推移
   (平成7年度〜平成11年度)
  1.適用状況
  2.経常収支の状況
  3.経常収支主要科目の状況
  4.被保険者1人あたり額
  5.財政指標値の推移