広報誌「かけはし」
2000年9月25日 No.348
 平成11年度の健保組合決算見込みは2,000億円を超える赤字で、全組合の約7割が赤字という過去最悪の状況、財政悪化の最大要因は拠出金の大幅増、さらに12年度予算では赤字が約3,300億円で赤字組合は全体の8割を超えて一層深刻になっている。
 総選挙がらみで廃案になった健保法等改正案は9月21日開会された第150臨時国会に再提出されるが、今度の国会には今年度の補正予算を始め、あっせん利得処罰法案、参院選目当ての選挙制度改正案、永住外国人地方選挙権付与法案など、与野党が真っ向から対決する問題法案が目白押しで国会審議は波乱含み。
 健保法等改正案の行方も楽観できないが、会期内成立に向けて、頑張ろう。
(五寸釘)