広報誌「かけはし」

■2015年2月 No.521
 
投稿 言わしてんか!聞いてんか!

●保険料を納める1人として
 

 平成26年4月に常務理事に就任してから、はや1年になろうとしていますが、健康保険、厚生年金などの社会保険料の現状に愕然としております。
 当健康保険組合では、ここ3年連続で保険料率を上げており、来年度も保険料率を上げざるを得ない状況にあります。
 当然のことながら個人の保険料率も上がり、厚生年金も平成29年まで毎年、千分の3.54ずつ上昇します。
 年金支給年齢も段階的に引き上げられ、男性では昭和36年4月2日以降に生まれた方からは、65歳からの支給になります。
 先の総選挙で自民党が圧勝しましたが、社会保障に回す予定だった消費税増税分は1年6カ月先送りとなりました。
 個人としては、社会保険料引き上げとともに、消費税増税までされると、給料が上がらないままに税金ばかり増えるので、先送りは喜ばしいことと思っていますが…。
 健康保険組合として考えたところ、消費税増税はやむなく、少しでも高齢者医療費に回していただき、拠出金を減らしてもらいたいという思いが強いです。
 この先、社会はさらに高齢化し、逆ピラミッド型へと進んでいきます。健康保険料も年金保険料も増加していくなか、なにか抜本的な対策を講じてほしいものです。

(第1地区 N・N)

   
●消費税増税延期に思う
 

 2014年11月18日、安倍首相は、15年10月に予定されていた消費税率10%への引き上げを17年4月に1年半、先送りすると正式に表明した。
 恐れていたことが、やはり現実になってしまった。直後に衆院が解散され、総選挙が実施されたことから、背景にどんな判断があったのかと勘ぐりたくなる。私個人としては、非常に失望したニュースであった。
 なるほど、確かに消費者としては喜ばしい。でも、社会保障費はどうするのか? 社会の高齢化は加速する一方なのに、どこに財源があるのか?どこに救世主がいるというのだろうか?
 考えなくても答えは明白だろう。収納率ほぼ100%を誇る、われらが健康保険組合とその母体企業が、大きく割を食うだけである。ひいては、その被保険者が割を食うということだ。
 結局、今回の決定は、幅広い層が負担する「消費税方式」が、狭い範囲にのみ負担を強いる「隠れ増税方式」にすり替わったに過ぎない。でも、このことを本当に認識している人が、どのくらいいるのだろうか。
 後期高齢者支援金の全面総報酬割導入もしかり、出産育児一時金の総額42万円据え置きもしかり。なんでも健保組合に押し付ければ大丈夫。これで万事、解決する……。そんな考え方、もうやめにしませんか?

(第2地区 N・H)

 
●壮大なロマンへの挑戦!
 

 健保組合の業務に携わってはや10カ月が経ちました。この仕事に携わるまでは、健保組合について正直関心はなく、「病院に行く際必要な健康保険証を発行しているところ」ぐらいの感覚でした。健保組合のホームページも見たこともなく、まして家族健診や常備薬斡旋などを行っていることさえ知りませんでした。
 それが実際に来て仕事に携わると、さまざまなことがわかるようになりました。
 業務面では、健保組合財政が厳しい状態であることにびっくりしました。とくに、高齢者に対する拠出金額が多いこと。どこの健保組合もそうだと思いますが、当組合は今後、毎年料率改定をしなければ収支が均衡しない状況です。
 その一方で感心したことは、病気になった際のセーフティーネットの仕組みとして、健康保険制度が機能しているなぁと改めて実感したことです。自分はたまたま健康でメタボでもありませんが、この仕事に携わるようになって健康の大切さを身に染みて感じるようになりました。
 「私一人ではなく日ごろ健康に興味がない人にいかに関心を持ってもらうか」というテーマに特効薬はありませんし、解決するにはいろいろ試行錯誤しながら進めていかなければならない課題です。私の思いとしては、あの手この手でお金をかけずに加入者に対して啓発活動を行い(もちろん自分の健康も維持する)、結果として健保組合の医療費を抑制するという壮大なロマンに挑戦したいと思っています。

(第3地区 K・K)
 

 
投稿規定
「言わしてんか!聞いてんか!」
500字以内。手書き、ワープロ自由。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
イラスト、写真も歓迎します。
原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-4795-5522)