広報誌「かけはし」

■2011年11月 No.482

   今年は、健康づくりに役立てていただくために栄養成分や健康食品の表示について、皆さんにお伝えしてきました。


   健康食品のうちで、その位置づけがはっきりしているのは、消費者庁が個別に許可または承認をしている「特別用途食品」と、「特定保健用食品」(特保、トクホ)、国が定めた規格基準を満たしている「栄養機能食品」だけです。これらは、「いわゆる健康食品」と違い、国が製品として有効性や安全性を評価し、承認した製品です。トクホの期待できる効果の表示例を下記に紹介しますので、参考にしてください。

「お腹の調子を整える食品」  
「コレステロールが高めの方に適する食品」  
「食後の血糖値の上昇を緩やかにする食品」  
「血圧が高めの方に適する食品」  
「歯の健康維持に役立つ食品」  
「食後の中性脂肪が上昇しにくい、または体脂肪がつきにくい食品」  
「カルシウム等の吸収を高める食品」  
「骨の健康維持に役立つ食品」  
「鉄を補給する食品」  

   けれども、これらの保健機能食品も、その名前が示すとおり、あくまでも「食品の一種」です。食生活の乱れや、食事内容の不安の解消を目的に利用しても十分な効果は得られません。大量に摂取しても予防の効果が高まるというわけではありません。
 また栄養機能食品では、主にビタミン、ミネラルなど人にとって不可欠な栄養素について、「カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です」といった栄養学的に確立した機能の表示を行うことができます。定められた基準にしたがって、表示を行おうとするものの自己認証制度です。現在ミネラル5成分(亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム)と、ビタミン類12成分(ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸)の計17種類についての規格基準が定められています。栄養機能食品には、栄養機能表示や、注意喚起表示等の重要な表示がありますので、利用する時は注意してください。

  ●表示例
下線は、栄養機能食品としての表示義務事項
「賢く選ぼう 健康づくりのための食品の表示」参照して作成