広報誌「かけはし」
   
■2005年7月 No.406

保健機能食品って何!
 保健機能食品は、図のように医薬品と食品の間にあって、身体にとって必要な栄養素がとれる「栄養機能食品」と身体の調子を整える等の作用のある「特定保健用食品」の2つの種類があります。

栄養機能食品とは!
 あなたは偏食や朝食抜きなど食生活は乱れていませんか。足りない栄養成分があれば、それを補うために利用するのが栄養機能食品です。例えばカルシウムが不足している方には「骨や歯の形成に必要な栄養素です」と表示された栄養機能食品があります。栄養素以外の成分で、例えば「がんに効く」とか、「ダイエットに効果的」など身体への効能は表示できないことになっていますので、利用するときは栄養成分名(カルシウムなど)をよく確認して選びましょう。


特定保健用食品とは!
 例えば、便秘がちな方には「お腹の調子を整える食品」としてオリゴ糖やビフィズス菌の入った特定保健用食品が販売店などに置いてあります。また血圧が気になる方に適する食品としてその保健機能成分の入った食品もあり現在500食品程度出回っています。これらは国の方で安全面と効き目について認めた食品で上図のマークがつけられます。認められた機能例と成分名は下表のとおりです。
 最近は、「健康食品」に期待をかけすぎて、とり過ぎが問題となっていますが、食事は一日3食規則正しくバランスよくとることが基本であり体にとって大切なことです。そのため、すべての保健機能食品には「食生活は主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」の表示が義務付けられています。
 生活習慣病を予防し、健康づくりに役立てるためには、「健康に有効」「身体にいい」といった曖昧な表示に惑わされず自分にとって本当に必要な「健康食品」を上手に利用しましょう。

(表)

表示内容

保健機能成分(関与成分)

お腹の調子を整える食品

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、ラクチュロース、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、グアーガム、サイリウム種皮由来の食物繊維、ビフィズス菌等

血圧が高めの方に適する食品

ラクトトリペプチド、カゼインドデカペプチド、杜仲葉配糖体、サーデンペプチド

コレステロールが高めの方に適する

食品

大豆たんぱく質、キトサン、低分子化アルギン酸ナトリウム、植物ステロール

血糖値が気になる方に適する食品

難消化性デキストリン、小麦アルブミン、グアバ葉ポリフェノール、L-アラビノース

ミネラルの吸収を助ける食品

CCM(クエン酸リンゴ酸カルシウム)、CPP(カゼインホスホペプチド)、ヘム鉄、フラクオリゴ糖

食後の血中の中性脂肪を抑える食品

ジアシルグリセロール、グロビン蛋白分解物

虫歯の原因になりにくい食品

パラチノース、マルチトール、キシリトール、エリスリトール、茶ポリフェノール

歯の健康維持に役立つ食品

キシリトール、還元パラチノース、第2リン酸カルシウム、フクロノリ抽出物、CPP-ACP(カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム複合体)

体脂肪がつきにくい食品

ジアシルグリセロール

骨の健康が気になる方に適する食品

ビタミンK、大豆イソフラボン