ちょっとした体調不良に、市販薬・OTC医薬品の活用をはじめませんか?

スイッチOTC医薬品、ご存じですか?

医師から処方される医療用医薬品のうち、副作用が少なく比較的安全性の高い医薬品を厚生労働省の承認を得て、市販薬(OTC医薬品)に転用(スイッチ)しているため、「スイッチOTC医薬品」と言い、医療用と同様に高い効果が期待できます。

スイッチOTC医薬品の例

こんなときは、OTC医薬品をご活用ください。

OTC医薬品のメリット

  • 同等の効果の医薬品が、病院の受診なしで薬局やドラッグストアで購入できる
  • 診察に係る時間や費用が節約になる
  • 費用を抑えて購入できる
  • セルフメディケーション税制で節税になる

OTC医薬品は病院で処方されるお薬よりも効き目が弱い?

スイッチOTC医薬品は、病院で処方されるお薬とおなじ成分を含んでいるため、医療用と同様に高い効果が期待できます。購入時は薬剤師に相談してみましょう。

OTC医薬品は病院で処方されるお薬より高い?

医療機関で診察を受けた後に処方されるお薬は、薬局での支払いは安く感じますが、診察料や調剤料等が別途必要な為、トータルでは市販薬と変わらないケースもあります。

※1:薬価を一番安いものと高いもので計算、医療費は初診を想定、自己負担額(診察費+薬剤費の3割)

※2:日本調剤オンラインストアにてアレグラFX28錠とアレルビ28錠の価格

スイッチOTC医薬品は、「セルフメディケーション税制」を受けられます。購入した医薬品で、1万2000円を超えた分の金額
(上限8万8000円)について所得控除を受けることができるという制度
です。

※すべてのスイッチOTC医薬品がセルフメディケーション税制控除対象となるわけではありません。
詳細は厚生労慟省ホームページ等をご確認ください。

自分の健康を自分で守る ~セルフメディケーション~

「自分自身の健康に責任も持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)では定義しています。病気やお薬についての正しい知識があれば、軽い症状を改善したり、生活習慣病の予防や健康維持に役立てることができます。
クボタ健康保険組合では、セルフメディケーションの推進に取り組んでいます。OTC医薬品は服薬の選択肢の一つとしてご提案するものであり、変更を強制するものではございません。

クボタ健康保険組合の今後の取り組み予定

花粉症や皮膚疾患等で医療機関を受診された方の内、OTC医薬品へ変更可能な方(約1,500名)を対象に「セルフメディケーションのお知らせ」を送付しました。(2024.12月頃)被保険者の住民票住所宛に送付致しております。
委託先:㈱日本医薬総合研究所