「被扶養者現況調査」は、扶養認定されたときの状況が保たれているか、または状況が変化した場合の、手続き漏れがないかを確認するものです。確認に必要な書類が提出されない場合は、被扶養者の資格を失い、保険証が使用できなくなる場合があります。保険給付適正化の観点から非常に大切なものです。調査へのご理解とご協力をお願いいたします。既に被扶養者となっているご家族であっても、次の条件に該当する人は、資格が無くなります。 下記に該当する場合は「被扶養者喪失(認定取消)届」と「保険証」をご提出ください。●被扶養者の年収が基準額を超えたとき●就職して勤務先の健康保険組合等の被保険者となったとき●同居が条件の被扶養者と別居したとき●別居している被扶養者への仕送りをやめたとき●離婚したとき●子供が結婚して配偶者の被扶養者になったとき●後期高齢者医療制度の被保険者になったとき●亡くなったとき妻の年収が130万円未満(月でみると108,334円未満)の基準を満たしていると思っていたが、実際は超えていた為、超えていた時点に遡って喪失となった。資格がない期間に保険証を使用していた為、医療費22万円をクボタ健保に返金した。ご家族の生活状況や収入は、認定当時から変化することがあるため、日頃から扶養条件を満たしているか注意が必要です。 あなたの家族は大丈夫? 2020.3作成〒556-8601 大阪府大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号こんなときは被扶養者ではなくなりますクボタ健保は厚生労働省の指導により、毎年「被扶養者現況調査」を実施しています。(健康保険法施行規則第50条)被扶養者資格を定期的に確認しています資格が無くなった実例妻の収入が超過していたケース被扶養者が就職により、他の健康保険の被保険者となっていたが、喪失届の提出をしていなかった為、遡って喪失となった。喪失届を提出していなかったケース別居による母親の年金額が認定時より増えており、仕送り額も増額しなければならなかったが、被保険者が気づかず、仕送り金額を満たしていなかった為、喪失となった。仕送り額が足りなかったケース認定当時、同居だった母親と別居となったが、そこから仕送りが必要なことを知らず仕送りをしていなかった為、別居した日に遡って喪失となった。仕送りが必要だったケースクボタ健康保険組合被扶養者の収入を常日頃から把握しましょう。保険証は1人1枚です。年金額に変化がないかを定期的に確認しましょう。仕送りは毎月行い、いつでも送金事実を証明できるよう準備しておきましょう。喪失届保険証
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