人間ドックについて(全日本病院協会) |
|
|
|
|
全日本病院協会では、平成18年4月より、日帰り人間ドックに加え一泊人間ドックの施設認定を開始いたしました。
|
|
日本は世界一の長寿国となり、人生50年から80年時代へと移行してきました。その結果、超高齢社会が目前にせまってきています。そのような社会での人々の願いは、長寿だけでなく健康で豊かな人生設計へと変わってきています。時代の変化とともに人間ドックに対する人々の期待も早期発見、早期治療(二次予防)はもちろん、健康づくり、健康増進(一次予防)へと広がってきています。
|
|
日本で誕生した人間ドックの歴史は50年を経過し、ドックの機能も時代とともに変化してきました。初期の人間ドックでは、約一週間の入院が必要でしたが、現在は日帰りまで短縮され、医療機器の発達やコンピューターの導入などにより、検査結果も一日で判明するようになりました。
|
|
その結果、多忙な人や家をなかなか空けられない主婦の方にも利用しやすくなってきています。レントゲン写真などの画像診断も一人の医師が全てを読影していた時代から、現在は各科の専門医師が二人以上でダブルチェックをする時代になってきています。以前のドックとくらべると、時間が大きく短縮され、時代とともに検査項目も整備され精度も高くなってきたと言えます。
|
|
さらに検査結果の説明、生活指導、栄養指導、運動指導、心理指導などが個人的におこなわれ、二次予防の充実とともに、一次予防への取り組みもなされてきています。
|
|
一方、受診者の健康に対する考え方も、生活水準の向上とともに、自己の健康管理の必要性が自覚され、若い頃からの生活習慣病予防の重要性が注目されるようになってきました。そのような現代社会において、ドックの役割はさらに大きくなってきているといえます。
|
|
|
|