健診結果の見方

○ 身体測定、問診など

健診では、からだのいろいろな働きを詳しく調べる前に、予備的な検査が行われます。
身体測定と医師の診察(指診・聴診・触診)、さらに病歴や家族歴、その他の生活状況等を聞く 問診がありますが、これらは、正しい検査・判定を行うための参考になるものです。

(1) 身長 体重肥満の程度を調べる

身長と体重の数値からBMI(Body Mass Index=体格指数)値を算出し、肥満度を測定します。

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

■ BMI値のおおよその目安

BMI値 判 定 対   策
18.4以下 や せ 原因となる病気の有無。病気がなければ日常生活の改善必要。
18,5〜24.9 正 常  
25.0〜29.9 過体重 メタボの出発点でもあり、体重の減少に努めましょう。
30.0〜34.9 肥 満 原因となる病気の」有無。日常生活の改善が必要。
35.0以上 過肥満 医師による治療が必要。

肥満は多くの生活習慣病の原因のひとつになっており、正常値を超えると、さまざまな病気の
発生頻度が高くなります。

肥満による病気の出現率
(2) 腹囲内臓脂肪型肥満かどうか調べる

内臓脂肪とは、お腹の中の腸間膜の周りに脂肪が蓄積されたものをいいますが、それが血糖を下げるインスリンの働きを低下させる物質を出しており、生活習慣病の発症に大きく関係することがわかってきました。
内臓脂肪型肥満かどうかは、正確にはCTなどで臍の高さの断面図の脂肪面積を測ることですが、測定値を集計すると男女とも100cu以上の人が高いリスクを示しており、これを腹囲でみると、男性85cm、女性90cm以上に相当するため、簡便で分かりやすい基準値として腹囲測定が採用 されています。
また、内臓脂肪は皮下脂肪と違って、運動や食事療法で早く減少させることができるため、予防、生活改善に向けた取組みの注目点にもなっています。