どんな小さな事故でも、必ず警察に連絡しましょう。「第三者行為による傷病届」はいつ出せばよいでしょうか。自動車事故のときは健康保険ではかかれないといわれましたが、ほんとうですか。自動車事故にあってけがをし、健康保険によって治療を受けるときは、できるだけすみやかに提出してください。そのようなことはありません。自動車事故によるけがでも健康保険でみてもらえます。ただし、その場合は、あなたが加害者に対してもっている治療費についての損害賠償請求権が健康保険組合に移りますので、注意が必要です。 なお、加害者があなたに治療費を支払ったときは、その限度で、健康保険の給付を受けられなくなります。自動車事故には後遺障害の危険がありますから、示談は慎重にしましょう。なお、健康保険で治療を受けたときは、示談の前に健康保険組合へ連絡しましょう。・ 他人の飼い犬やペットなどにより、けがをしたとき・ 不当な暴力や傷害行為を受け、けがをしたとき・ 外食や購入食品などで食中毒になったとき・ ゴルフ・スキーなどで他人の行為により、けがをしたとき確認することは、ナンバー、運転免許証、車検証などです。 自動車で他人をキズつけたときは、法律(自動車損害賠償保障法)によって自動車の保有者が賠償する責任を負い、飛び込み自殺のように特別な事情がない限り、賠償の責任を避けることができません。そのため、自動車の保有者はすべて強制的に、自動車損害賠償責任保険(自賠責)に加入することになっています。 51自動車損害賠償責任保険>>❷加害者を確認>>❸警察へ連絡>>❹示談は慎重にこのような場合もこのような場合も第三者行為になります第三者行為になります
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