ダイヘン
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埋葬料が支給されます死亡したとき埋葬料の支給を受けられる"本人によって扶養されていた遺族"とはどの範囲の人ですか。埋葬費の場合"埋葬に要した費用"とはどの範囲のものをいうのですか。被保険者の死亡の当時、その収入によって生計の一部でも頼っていた人であれば、被扶養者の範囲に限らずに、同一世帯に属していなくても、親族関係がなくてもよいとされています。葬儀代はもちろんですが、そのほかに霊柩車代、霊前への供物代、僧侶への謝礼なども含まれます。 被保険者本人が死亡したときにはその遺族に埋葬料が、被扶養者が死亡したときには本人に家族埋葬料が支給されます。 本人が死亡したとき、本人によって扶養されていた遺族に埋葬料として50,000円が支給されます。 なお、家族や身近な人がまったくいない場合には、実際に埋葬を行った人に、埋葬料の範囲内で、埋葬に要した費用の実費が埋葬費として支給されます。 被扶養者である家族が死亡したとき、家族埋葬料として50,000円が支給されます。48 業務上あるいは通勤途中の事故による死亡については、健康保険の埋葬料は支給されず、労災保険から葬祭料が支給されます。ただし、労災保険の給付対象とならない場合は健康保険の扱いとなります。埋葬料と労災保険の葬祭料退職後の埋葬料 被保険者資格の喪失後も、埋葬料の支給を受けられる場合があります。53頁を参照してください。埋葬料(費)家族埋葬料

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