健康づくり・保養

重症化予防プログラム

当健康保険組合では、みなさまの健康維持、医療費適正化を目的として、慢性腎臓病(CKD)及びその原因となる糖尿病、高血圧等の重症予防プログラムを実施いたします。

慢性腎臓病(CKD)について

慢性腎臓病(CKD)は腎臓病の働きが慢性的に低下していく病気です。患者は成人の8人に1人いると考えられており、新たな国民病とも言われます。
進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れますが、初期には自覚症状が現れません。
さらに進行すると腎不全となり、腎臓が働かなくなるため体内から老廃物を除去できず透析を受けることとなります。
透析は週2~3回、数時間の治療時間を要し、本人の生活会社業務はもとより、年間数百万円の医療費がかかるため健康保険組合の運営にも影響します。
慢性腎臓病(CKD)では、腎機能がある程度まで低下してしまうと元に戻ることはありません。慢性腎臓病(CKD)は早期発見・早期治療によって腎臓機能を低下させないことが重要です。

重症化プログラムの概要

【対象者抽出基準】

対象者抽出前提条件
【対象者抽出前提条件】
前提条件:以下3項目のうち1つ以上該当すること
(1)現病歴または既往歴に「糖尿病」または「糖尿病性腎症」の記載がある
(2)現在、糖尿病に関する治療(内服またはインスリン)を受けている
(3)空腹時血糖値>=130mg/dlまたはHbA1c値>=7.0%
A:糖尿病性(軽度) 前提条件に該当し
・eGFR>=60 ・尿蛋白<=1+
・HbA1c<7.0またはFBS<130mg/dl
B:糖尿病性(中等度) 前提条件に該当し
・eGFR>=60 ・尿蛋白<=1+
・HbA1c>=7.0またはFBS>=130mg/dl
または ・eGFR>=60 ・尿蛋白>=2+
または ・45<=eGFR<60 ・尿蛋白<=1+
血清クレアチニンの検査を受けていない場合
(eGFRが算出できない場合)
前提条件に該当し
・尿蛋白<=1+
C:糖尿病性(重度) 前提条件に該当し
・45<=eGFR<60 ・尿蛋白>=2+
または ・15<=eGFR<45 ・尿蛋白>=1+
血清クレアチニンの検査を受けていない場合
(eGFRが算出できない場合)
前提条件に該当し
・尿蛋白<=2+
D:非糖尿病性(軽度・中等度) 前提条件に該当せず
30<=eGFR<50または尿蛋白>=1+
E:非糖尿病性(重度) 前提条件に該当せず
・15<=eGFR<30

【プログラム対象除外について】

以下の基準に該当する方は対象除外といたします。

①eGFR15ml/分/1.73㎡未満の方、透析治療中の方

②I型糖尿病の方

③腎移植手術を受けた方

④がん治療中の方(治療が終了し経過観察中の者は対象とすることがある)

⑤終末期および認知障害がある方

⑥精神疾患を有する方

※不安神経症、うつ病、心身症、ニコチン中毒は指導対象といたします。ただし、これらの精神疾患であっても症状の安定(内服開始または内服変更後6カ月経過し内服の変更がない)が確認できない場合は対象外とすることがあります。

【対象者別対応方法】

対象の方には個別にご案内を自宅あてに送付いたします。

ご案内に従って、申込みを行ってください

■参照リンク

厚生労働省「糖尿病ホームページへようこそ」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/tounyou/
糖尿病3分間ラーニング
http://www.dm-net.co.jp/3min/
日本透析学会
http://www.jsdt.or.jp/jsdt/1637.html
腎臓病なんでもサイト
http://www.kidneydirections.ne.jp/